HACCPとは、食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法です。
この手法は 国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され,各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。
東毛給食は2005年9月にISO9001の認証を取得。
マニュアル作成の際、ISO9001の要求事項 第7章(当時)「製品の実現」にHACCP7原則12手順を取り入れ、HACCPの運用を開始しました。
その後、2012年に3月に地域HACCPとも言える「群馬県食品衛生管理認証制度」を取得し、ソフト面をさらに強化してまいりましたが、古い工場の為「汚染区域」「準清潔区域」「清潔区域」にゾーニングする事が不可能でした。
そして、2017年2月に新工場の建設を開始し、2019年10月に竣工した新工場は、満を持して厚生労働省・農林水産省の「HACCP高度化認定」を群馬県内の弁当工場として初めて取得いたしました。
衛生管理に奇策はありません。
毎日毎日、愚直に基本を忠実に守る事が一番大切であり、HACCPは氷山の一角に過ぎません。
今後とも東毛給食センターは「食品安全チーム」が中心となり、絶対に事故を起こさない管理体制を継続してまいります。